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砥峰高原は兵庫県神崎郡神河町にある。
標高900mほどのなだらかな高原は90ha一面がススキで覆われる。 |
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ススキで覆われた高原はビロードの様。 |
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ススキはどこまでも続き、背丈より高いススキをかき分けながら歩く場所もある。
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銀色に輝くススキの穂。
ススキは逆光で見ると穂の輝きが増すから、午後から夕方に掛けて見る景色も美しい。
数年前までは駐車場はなく、車は周辺の空きスペースに停めておいてもなんら支障はなかったのだが、今は山を切り開き、広い駐車場が設けられている。高原を訪れる人が増えると共に、ススキが荒らされるようになったのか、保護対策がとられている。 |
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ススキの中の宝物
木道で保護され、ロープが張り巡らされた散策路はどこまで行ってもススキの穂が続き、ススキに守られるように可憐な花が咲いている。
ウメバチソウ(梅鉢草)
(ユキノシタ科)ウメバチソウ属
花期 8〜10月
純白の梅に似た花が咲く
分布 日本全土(沖縄以外)
花の形が天満宮の梅鉢紋にしていることから。
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数枚の長い柄のある根生葉の中から10〜50cmほどの茎を伸ばし、ハート型の葉が1枚だけ茎を抱くようにつく
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ススキに守られるように、しかし、純白の花は存在感を示しながら点在している。 |
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リンドウ(竜胆)が点在している。保護対策が徹底しているせいか、時期的に適切だったのか、前回来たときより増えていた。
(リンドウ科)リンドウ属
花期 9〜11月
葉は対生。
群生することはない。
分布 本州、四国、九州 |
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センブリ(千振)
(リンドウ科)センブリ属
花期 8〜11月
線形の葉が対生
花弁に紫色の筋が美しい
多年草
分布 沖縄以外の日本全土
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ミズオトギリ(水弟切)
(オトギリソウ科)オトギリソウ属
花期 8〜9月
池や沼、湿原などに生える
多年草
秋に紅葉する。
分布 北海道、本州、四国、九州
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アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
(キク科)アキノキリンソウ属
花期 8〜11月
多年草
日当たりのよい山地
分布 北〜九州 |